医療情報のページ
このページは最新情報や大切な情報を随時追加掲載します
目次
妊娠中の母のビタミンD
カルシウムとビタミンD
乳児への虫除け剤
化粧品で老化促進
子どもの食物アレルギー
家畜薬の不正流通
ワクチン原価公開
日焼けの危険性
骨量増加は中学生
人のインフルエンザ耐性増加
母の吸入したディーゼル粒子が胎児の脳に
森永ヒ素ミルク50年
太りすぎ10億人を超える
アレルギー医療体制の不備
ぜんそく最悪
インフルエンザワクチンで死者
結核患者まだ3万人
突然死防止におしゃぶり?
中学生にも偏頭痛
抗菌せっけんはムダ
妊娠中の除去食はムダ?
水うがいでカゼ予防効果
インフルエンザワクチン 型が外れた
やせすぎに注意、赤ちゃん
タミフルで異常行動死?
小児ぜんそくの治療指針改定
食事バランス
タミフルー注意勧告不要
室内に高濃度トリハロメタン



 (1/13)妊娠期間中のビタミンD値が小児の骨量に影響
  妊娠期間中のビタミンD補充により、生まれた子供が後年に骨粗鬆(しょう)症
になるのが予防される――。英医学誌「Lancet」1月7日号に報告された研究
結果では、妊娠後期にビタミンDの補充が不十分な母体から生まれた児の9歳
時での骨量を測定したところ、骨が脆弱(ぜいじゃく)であることが判明した。
 研究者の関節疾患専門病院(Hospital for Joint Diseases:ニューヨーク)骨粗
鬆症センター長のStephen Honig博士は「今回の研究結果は、妊娠期間から始
まる種々の状態が最終的な骨の健康状態および強度に影響を及ぼすことを示
唆するものである」とした上で、「ビタミンD補充は改善が容易で、経済的負担ま
たは副作用という観点からも特に問題が生じることはない方法である」との見
解を示している。

 これまで、妊娠期間における母体のビタミンDレベルと、出生児の骨格成長と
の間にみる関係に焦点を当てて検討されたことはなかった。Honig博士らは、
1991年および1992年に英サウサンプトンの病院で出生した小児198例を対象
に、妊娠期間の母体の体格、栄養状態およびビタミンD値を評価し、児の9歳時
の体格および骨量を測定した。

 その結果、妊娠後期にビタミンD値が低かった女性は、児の9歳時の骨塩量
が低いことがわかった。ビタミンDを補充して日光曝露が比較的多かった女性で
は、ビタミンD欠乏症となった割合は低かった。臍帯(さいたい)血中のカルシウ
ム低値も骨量の低下に影響していた。この所見は、低体重出生など生後すぐ
に認められる種々の問題が、後年の骨粗鬆症の発症リスクに影響を及ぼす可
能性があることを示すいくつかの研究結果と一致する。

 骨の成長に関して、閉経後に生じる疾患としてのみではなく、妊娠時での状
態が後年大きな影響を与えることを知っておく必要がある、とHonig氏は指摘す
る。

 ビタミンDは、骨成長に不可欠なカルシウムの吸収を最適なレベルで維持する
ために必要な栄養素である。ビタミンDは主に日光を浴びることによって得られ
るが、ほとんどの人がその量が不十分である。米ニューヨーク大学医学部臨床
準教授のLoren Wissner Greene博士は、今回の研究結果はきわめて興味深
く、かつ示唆に富むものであるとし、「米国では最近多くの人が日焼け止めを用
いることによってビタミンD不足に陥っている」点を指摘する。

 Honig博士は、日光量の少ない冬場に妊娠後期が重なる場合には、児の骨を
強化するためにもビタミンDの補充を勧めている。


原文

[2006年1月6日/HealthDayNews]
 
カルシウムとビタミンDで骨折は減らず

〔ロンドン〕 ヨーク大学(ヨーク)保健科学のJill Porthouse博士らは,カルシウムとビタミンDの
サプリメントが地域で暮らしている高齢女性の骨折リスクを減らす証拠は認められなかったと
BMJ(2005; 330: 1003-1006)に発表した。

看護師の助言付きで服用

Porthouse博士らは,プライマリケア診療所を訪れた70歳以上の女性で大腿骨頸部骨折リスク
が高いと見られる3,314例を抽出し,治療群と対照群にランダム化割り付けした。

治療群は開業看護師から骨折リスクを減らす方法について助言を受け,カルシウムとビタミン
Dの錠剤を毎日服用した。対照群は食事と転倒予防に関するパンフレットを与えられただけだ
った。全例とも平均 2 年間モニターされた。
 25か月に及ぶモニター期間の骨折率は予想よりも低く,治療群4.0%,対照群3.7%で両群間
で有意差は見られなかった(P=0.97)。調整後オッズ比は1.1だった。
 骨折するまでの期間にも差は見られなかった。サプリメントが骨折や転倒のリスクを低下さ
せた証拠や,QOLを改善した証拠はなかった(オッズ比 0.98,95%信頼区間0.79〜1.20)。ま
た,治療へのコンプライアンスが高い女性の骨折率が低下した証拠も見られなかった(同1.
03, 0.68〜1.56)。
 同博士は「他の試験なども考慮すると,カルシウムとビタミンDのサプリメントはプライマリケア
で骨折を減らす介入としては有効とは言えないようである」と結論付けた。
虫除け剤に子どもは注意
ディート含有薬品の安全対策
乳児への虫除け剤避けて…厚労省が方針
毒性不明で念のため
虫よけ成分「ディート」(DEET、成分名ジエチルトリアミド)を含む、肌に直接つける虫よけ剤に
ついて、厚生労働省は15日、生後半年以下の乳児には使わないよう使用上の注意に表示さ
せる方針を決めた。
海外の動物実験でディートの神経毒性が報告され、各国で安全性の再評価が行われているこ
となどから、同省で専門家による検討会を開き、対応を協議した。
検討会は「国内で重い副作用の報告はなく、現時点で人体に危険と判断するだけの科学的根
拠はない」との見解で一致。しかし、毒性に不明な点が多いことから、諸外国で最も規制が厳
しいカナダの指針に沿い、生後半年以下の乳児については、念のため使用を控えた方がよい
とした。
また検討会は、虫よけ剤にディートの濃度、使用量の上限などを明示することや、毒性を調べ
る動物実験を国内で行うことなどを提言した。厚労省は同会の意見を踏まえ、ディートを含む
虫よけ剤の表示の改訂について、関係団体などに通知する方針。
ディートは、市販の虫よけ剤の大半に含まれる化学成分。スプレーや液体など肌につけるタイ
プの虫よけ剤は、年間約1400万本が出回っている。

(2005年8月16日 読売新聞)
パラベンと紫外線で老化促進
化粧品で老化促進化粧品防腐剤、紫外線で老化促す作用 
京都府立医大調査
2005年08月25日08時11分

 化粧して外出するとシワやシミが増える?――。ファンデーションなど化粧品の防腐剤として
広く使われているメチルパラベンには、紫外線があたると皮膚細胞の老化を進める作用があ
ることが、京都府立医科大生体安全医学講座(吉川敏一教授)の研究でわかった。きれいに
見せるための化粧品でお肌を痛めるかもしれない、という研究結果だけに注目を集めそう
だ。 
 メチルパラベンは抗菌作用が高い一方、皮膚に対する刺激が低いことから、パウダー類や
化粧水、乳液など化粧品では最も一般的に使われている防腐剤。紫外線カットのための製品
にも含まれている。単体での安全性は確認されているが、同講座は、実際に使われる状況で
の影響を調べた。 
 実験では、皮膚細胞(ケラチノサイト)に、通常の使用方法で皮膚が吸収する濃度のメチル
パラベンを添加し、夏の日中の平均的な紫外線量(1平方センチメートルあたり30ミリジュー
ル)をあてた。細胞の死亡率は、添加しない場合の約6%に対し、添加した方は約19%。紫外
線によって酸化した細胞内に発生し、老化の元凶となる「脂質過酸化物」の量は約3倍だっ
た。 
 吉川氏は、メチルパラベンが紫外線を浴びると、シワやシミなどにつながる皮膚の老化を進
めることが確認できたとして「メチルパラベン入りの化粧品をつけたら、強い直射日光は避け
た方がいいのではないか」と話している。 
 吉川氏らは、9月にイタリアで開かれる国際抗酸化学会で、研究結果を発表する予定だ。
  健康食品の情報
健康食品の安全性・有効性に関する情報があります

子どもの食物アレルギー、学会が指針まとめる
2005年09月02日10時06分朝日新聞

 子どもに多くみられ、卵や乳製品などを食べるとじんましんや呼吸困難を起こす「食物アレル
ギー」について、日本小児アレルギー学会(理事長・西間三馨国立病院機構福岡病院長)が初
めて診療指針をまとめた。アレルギーかどうか分からないうちに、食品を控えさせる事例もあ
り、医療現場や家族の間で混乱が生じているためだ。また、妊娠後期や授乳期の母親が除去
食を勧められるケースが多いが、「子どもへの予防効果はない」とした。 
 厚生労働省研究班の調査によると、食物アレルギーは、乳児が10%、3歳児が4〜5%、学
童期が2〜3%の割合でいると推定されている。また、アレルギーがアトピー性皮膚炎を誘発
するといわれているため、親が勝手に判断し食品を取ることを控えるケースも多いと専門家が
指摘していた。 
 指針によると、アレルギーと診断するには、まず親が毎日何を食べて、どのような症状が何
時間後に出たかを記した食物日誌をつけたうえで、医師が問診で原因を推定。あわせて血液
などによる検査を行う。原因と推定された食品を含まない食事にして症状の改善を確認したあ
と、この食品を微量に含んだ食事(負荷試験)をして特定する。 
 負荷試験では、卵ならかたゆで卵の卵黄16分の1から、乳製品はヨーグルト(ミルク)4分の
1さじから、小麦はうどん3〜5センチ大1本から、それぞれ15〜20分間隔で倍量にして症状
を見る。 
 食物アレルギーは、年齢を重ねるごとに体内に耐性ができて食べられるようになる子が多
い。そのため、アレルギーと判断されても、12〜18カ月ごとに、チェックするよう目安を示し
た。 また、臍帯血(さいたいけつ)のなかの抗体を検査し発症を予知することは、「予知する感
度が低く単独では勧められない」とした。
 
 寺澤政彦の解説:
 日本小児アレルギー学会の診療指針のなかで「妊娠中・授乳中の食事除去は効果がない」
と断定していますが、確かに妊娠中の除去は効果がないというのが多数の研究の結果でわか
っています。しかし授乳中の除去はまだ結論はでていない、つまり賛否両論あるというのが事
実です。母乳中に微量ではありますが母親が食べた食品の成分が出てくるのは事実です。筋
子を食べて直後に授乳して赤ちゃんが真っ赤になるなどの例は枚挙にいとまがありません。最
終的には個別に対応、でしょう。
 血液検査で何がわかるのと聞かれたら、私は一生の記念にいっぺんは検査を受けたらいい
のではと答えています。検査で陽性になってもその食品がアレルギーの原因かどうかは五分
五分です。食物日誌の方が信頼性があります。
 卵がだめでも鶏肉はokという例が7割です。蛋白源として鶏肉が食べられれば困ることはあ
りません。それに固ゆで卵をいきなり食べられる赤ちゃんはそういないので現実的ではありま
せん。なるべく加熱温度の高い卵の入った食べ物から慎重に試すのが安全でしょう。卵に反応
する方は魚介類にも反応することが多いので注意が必要。鶏の餌には魚粉を入れることが多
く卵にも移行することは十分考えられます。
 乳製品に関しても同様のことがいえます。牛乳でなくては取れない栄養は何ひとつありませ
ん。つまり代替え食品は十分あるので牛乳にこだわる必要はありません。ヨーグルトが食べら
れても牛乳はなかなかということもあります。
 小麦は三つのうちではもっともむずかしいかもしれません。小麦でもパン・クッキーなど酵母・
ショートニングを使ったものではなく、生うどんが一番いいようです。そうめんでも植物油をつか
っていますから適当ではありません。
食物アレルギー事故、給食で年250件 全国の小中調査
2005年12月10日06時49分朝日新聞

 小中学校の給食による食物アレルギー事故が年間250件以上起きていることが、全国学校
栄養士協議会と国立病院機構相模原病院小児科の今井孝成医師による初めての本格的な
調査で分かった。うち約1割は、呼吸困難などで命にかかわることもある「アナフィラキシーショ
ック」だった。原因食材を抜く対応が不十分だった事例もあり、協議会は対策マニュアルづくり
に乗り出す。

 全国の小中学校調理場の約4分の3に当たる9018調理場(対象児童・生徒は約7割の計
約706万人)が回答し、03年度1年間に激烈なアナフィラキシーショック24件を含む250件
の食物アレルギー事故が報告された。休日などを考えると1日1件以上の頻度で起きており、
17人(7%)が入院していた。

 じんましんや下痢、息苦しさなどの症状があった。発症までの時間は30分未満が6割以上だ
った。運動中の発症が約3割あり、運動していないときに比べ、ショック症状が2倍程度出やす
くなっていた。

 事故の約4割は初めて食物アレルギーと分かったもので避けようがなかったが、10件(4%)
は事前に分かっていながら対象の子どもへの食材除去対策が取られておらず、63件(25%)
は作り手のミスなどで原因食材が混入していた。
解説:別の調査では全国で1万人以上の児童・生徒が食物アレルギーがありながら何の処置
もせず毎日給食を食べているというデータがあります。起こるべくして起こった事故が今回の調
査で明らかになったのです。今回の調査結果は6割の事故は予防が可能だったということで
す。大人の責任を果たさないと何人も死人がでます。
アレルギー情報に遅れ 小規模ファストフード店 <1>
 
記事:共同通信社 提供:共同通信社
【2006年2月2日】
 じんましんなどのアレルギー症状を引き起こす卵や小麦などのファストフードへの使用につい
て、ハンバーガーなどの全国チェーン店で情報提供が進む一方、小規模なおにぎり店などで
は、客への周知が遅れていることが1日、東大病院の今村知明(いまむら・ともあき)助教授
(医療分析学)の調査で分かった。

 卵、牛乳、小麦、そば、落花生の5品目は包装されたり、容器に入ったりした加工食品への
表示が義務付けられているが、商品をそのまま提供するファストフードは対象外。今村助教授
は「アレルギー患者のために、正確で細かな情報提供が必要だ」としている。

 調査は2004年9月から昨年3月にかけて、首都圏と近畿地方のコンビニ、ハンバーガー店、
おにぎり店など20店舗で計81品を購入して分析した。

 卵など5品目のいずれかが厚生労働省の基準値(1グラム当たり10マイクログラム)を超えた
のは3分の1の計27品で、ハンバーガーやフライドポテト、フライドチキン、サンドイッチ、中華ま
ん、おにぎり、手巻きずしなど。

 ハンバーガー店ではホームページや立て看板、チラシでおおむねアレルギーの情報を提供
していたが、サケのおにぎりやネギトロ巻き、サバずしなどでは卵の使用が表示されず、コンビ
ニの中華まんで牛乳の使用が知らされていなかった。

 今村助教授は「すしやおにぎりは一部の店舗がつや出しのために卵白を使い、分かりにく
い」と説明。中華まんの「あん」のつなぎには、牛乳に含まれる成分が一部使われている可能
性もあるとしている。

食物アレルギーの負荷検査
 食べて確かめ 制限減らす
 
 神奈川県の小学5年生A君(10)には、様々な食品でじんましんやかゆみ、下痢などが起こ
る食物アレルギーがある。血液検査では卵と小麦で強い反応が出たので、麺(めん)類やパン
は食べないようにしていた。個々の食品成分の粉末を少しずつ食べて反応を調べる「食物負
荷検査」を受けたところ、小麦は血液検査では反応したが、実際には食べても問題ないことが
分かった。今では卵のつなぎが入らない麺類は制限なく食べている。
 食物アレルギーは乳児で5〜10%、小学生以降で1〜2%程度に見られると考えられてい
る。原因となる食物は6歳まででは卵、乳製品が多く、7歳以降ではエビなどの甲殻類が多くな
る。

 症状は、じんましん、かゆみ、目の充血、唇や舌がはれぼったいなどの違和感、のどのイガ
イガなどのほか、くしゃみや鼻水、呼吸困難など様々だ。重症の場合は、意識喪失や血圧低
下などで死亡することもあるアナフィラキシーという急性のショック反応が出ることもある。

 症状が出ないようにするには、原因となる食物を確定して避けることが欠かせない。

 診断にはどんな食べ物で体調が悪くなったかの問診のほか、血液検査が行われる。血液中
に出る異物へのアレルギー反応を示す物質(抗体)を見るためだ。

 だが、患者の2割程度は、食品によって症状以上に高い数値が出たり、逆に数値に現れな
かったりする。そこで実際に食品成分を取って反応を見て、食べられる可能性があるか調べる
のが、「食物負荷検査」だ。

 「血液検査の数値だけで過度な食事制限を強いるのは、健全な発育、成長を妨げる恐れが
ある」と、国立病院機構相模原病院臨床研究センターアレルギー性疾患研究部長の海老沢元
宏さん(小児科医)は指摘する。

 検査は、24時間の反応を見るため、1泊入院して行う。制限を続けていた食品と聞いただけ
で、ストレスで腹痛などを起こす場合もあるので、どの食品か、味や色を分からなくした粉末を
イチゴピューレなどに混ぜ、15分ごとに口に含む方法で行われるのが一般的だ。

 スプーン1杯程度の少量(5ミリ・リットル)から始め、徐々に量を増やし、少しでも異常が出た
ら中止する。粉末は、卵なら反応を判断できる3分の1個分相当を用意。1時間で全量を食べ
きった後も様子を見る。この結果、血液検査で強い反応があっても、症状が出なかった食品は
食事制限せずに済むようになる。

 検査途中で異常が現れても、アレルギー反応が強く出る卵白部分は除き、加熱した卵なら許
可するなどの指導も行われる。卵、小麦、大豆、卵、牛乳、鶏肉が主な対象だ。ただし、1回の
入院で検査できるのは、1品目だけだ。

 4月から、9歳未満の子どもの検査で、年2回まで健康保険が使えるようになった。

 卵、牛乳などは乳幼児期にアレルギー反応が出ても、成長すれば反応が出なくなる耐性を
獲得することが多い。1、2年ごとなど定期的に検査を行えば、安心して食べられるようになる
時期を判断することもできる。(石塚人生)



食物アレルギー負荷検査を行う主な医療機関
国立成育医療センター(東京)
県立こども医療センター、横浜市立大市民総合医療センター、国立病院機構相模原病院(神
奈川)
静岡県立こども病院
藤田保健衛生大、あいち小児保健医療総合センター(愛知)
国立病院機構三重病院▽武田総合病院(京都)
大阪府立呼吸器・アレルギー医療センター
国立病院機構福岡病院
(2006年5月12日 読売新聞)
 
 


家畜薬を無許可販売の疑い 一部農協、薬剤師置かず
2005年09月05日09時35分朝日新聞

 関東甲信地方で一部の農協が家畜向け抗菌剤など動物用医薬品(動物薬)を無許可で販売
していることがわかった。劇薬や人体に有害な薬剤も含まれ、薬事法に違反する疑いが強い。
こうした不正取引について農林水産省は80年代半ばに是正に向けた措置を一時打ち出しな
がら、その後は抜本的な改善策をとっていなかった。

 動物薬の中には、乱用すると人間の医療現場で薬が効かなくなる耐性菌を生む恐れがある
ものもある。販売するには薬事法に沿って薬剤師を置くなどし、都道府県知事の許可を得る必
要がある。少数だが許可をもつ農協もある。

 ところが、複数の卸売業者が朝日新聞記者に対し、許可を得ていない農協と取引していると
証言した。農協の組合員である畜産農家も、農協経由で動物薬を買っていると認めた。

 ある卸売業者は牛や豚に使う合成抗菌剤「エンロフロキサシン」や、乳牛に使う抗菌剤「セフ
ァゾリン」など20種類を5カ所前後の農協や支所に納入していた。

 別の農協の購入記録には抗生物質に加え、妊娠中の女性らが注射作業をすることを禁じた
ホルモン剤などもあった。これらの農協は薬事法上の許可をいずれも取っていなかった。

 農水省と全国農業協同組合連合会(全農)の内部文書などによると、農水省は84年6月、
違法性の高い取引を改善するための「粗案」を全農に提出させた。全農側は無許可販売をな
くす努力をする一方で、無許可の農協が動物薬の注文を許可がある農協に取り次いで手数料
収入を得ることは認めるよう求めた。

 これに対して農水省は「(注文を取り次いで手数料を取る)伝票操作のみの販売行為は認め
ることはできない」(85年8月付文書)という見解を示し、86年には農水省の指示で36都道府
県が農協に立ち入り調査した。

 その後、農水省は徹底した指導はしなかった。近畿地方では昨年4月、違法の恐れがあると
して動物薬の取り次ぎを全廃した農協もある。

 食品安全委員会の専門委員で動物薬の安全性を検討している井上松久・北里大学医学部
教授は「動物薬にも人間向けと同等の厳密さが必要だ。流通の適切さと透明さが確保できな
ければ、我々は何のために食品の安全性の議論をしているのか、わからない」と指摘してい
る。

 ●乱用で耐性菌発生例も

 動物薬は以前から流通と使用の実態がはっきりしない側面がある。

 農林水産省などによると、動物の治療に使われる抗菌剤は年間約1060トン(01年)、成長
促進などのための飼料添加物は約230トン(01年度)に上る。

 院内感染による死者が相次ぐバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の発生原因の一つは、バン
コマイシンと化学構造の似た抗菌剤アボパルシンが鶏の餌に添加されたためと指摘されてい
る。この抗菌剤は97年に使用が禁止されたが、6年後の03年、農水省が家畜のふん328サ
ンプルを対象に行った調査で、VREが見つかった養鶏場が1カ所あった。

 食の安全に関心が高まり、「抗生物質不使用」を掲げる畜産品も多いが、調査会社「富士経
済」(本社・東京)によると、04年度に卸業者が扱った牛、豚、鶏用の抗菌剤は約167億円分
で、この5年間は微減にとどまっている。

 卸売業者が無許可農協への納入を認めたエンロフロキサシンについて、米食品医薬品局(F
DA)は00年、鶏への使用禁止を提案し、検討が続いている。日本の食品安全委員会も1日
許容摂取量(ADI)を設定する作業を進めている。
解説: 動物薬のずさんな使用が人間の命を脅かす耐性菌を生んでいるという訴えは以前から
ありました。今回の報道はその一端を明らかにしたものです。
<ワクチン>原価350円が接種時3000円 厚労省公表

 インフルエンザワクチンの製造原価は接種1回分当たり350円だが、二つの中間業者を経
て、医療機関に売られる時には平均1000円になっている。厚生労働省は7日、こうしたデー
タをワクチンに関する同省の検討会(座長=神谷斉・国立病院機構三重病院名誉院長)で公
開した。医薬品の原価が公表されるのは極めて珍しい。
 同省が、ワクチンを作る国内メーカー全4社に聞き取り調査をした。
 メーカーは、1回分平均約350円で作ったワクチンを、約600円で販売会社に出荷する。販
売会社は約750円で「卸」と呼ばれる業者に売り、卸は約1000円で医療機関に納める。
 インフルエンザワクチン接種は健康保険の対象外で、接種の料金は各医療機関が自由に決
める。同省の昨年の調査では、1回の接種料金は平均3000円だった。1万円近い例もあると
いう。
 医薬品は通常、製薬会社から卸に売られる。ワクチンの流通は、1段階多い。神谷座長は
「原価と末端価格の差が大きい。これを何とかすれば、新型インフルエンザに備えた新ワクチ
ンの研究開発費のねん出もできるのではないか」と指摘した。
 ワクチンメーカーなどで作る細菌製剤協会によると、04年度のインフルエンザワクチンのメ
ーカー出荷額は約171億円で、各種ワクチンの合計出荷額の約3割を占めた。【高木昭午】
(毎日新聞) - 9月7日19時46分更新
解説:原価が公開されれば適正な接種料金はおのずと明らかになります。ワクチン接種料金
が高くても安くても効果は同じです。
もう少し効果があれば自信をもってお勧めできるのですが、今年もハイリスクの方々と保育園
などの施設職員中心に接種するのが妥当と思われます。
 9月18日
日焼け:赤くなる男性、発がん危険度高い 九州大解明 
 日焼けで皮膚が赤くなる男性は、黒くなる男性に比べて、血中のDNAを損傷する率が高い
ことを、入江正洋九州大助教授(健康科学)らが突き止めた。DNA損傷は発がんのリスクを高
めるため、赤く日焼けをする人は注意が必要という。札幌市内で16日まで開かれていた日本
癌(がん)学会で発表した。

 入江助教授らは、日ごろ屋外スポーツをしない男子大学生27人に、8月の晴れた日の海辺
で午前10時から午後4時までの6時間、水着姿で日光浴してもらった。日焼けで赤くなる人と
黒くなる人がほぼ半々に分かれた。それぞれ、血中の白血球DNAの損傷を示す指標物質(ヒ
ドロキシデオキシグアノシン)の濃度を測定した。

 赤くなる人は実験前に白血球10万個当たり0.6個だった指標物質が、実験後には1.2個
程度まで倍増した。黒くなる人は実験前後でほとんど変わらず0.2個だった。実験翌朝に再
度測定したが、黒くなる人はほとんど変わらないのに、赤くなる人は0.8個で、実験前のレベ
ルには戻っていなかった。

 一方、27人を日焼け止めクリームを塗る群と塗らない群に分けて同様に実験したところ、塗
る群の指標物質は実験前後で微増にとどまったのに対し、塗らない群は0.4個から0.6個に
増えていた。

 尿や血液中の、この指標物質が増えると、皮膚の老化を起こしやすくなるとともに、肺や肝
臓、泌尿器などの発がん性を高めることが、これまでの研究で指摘されているという。

 入江助教授は「日焼けで赤くなる人にとっては皮膚がんだけでなく、他の発がんリスクも高め
ることになる」と話している。【山本建】

毎日新聞 2005年9月18日 3時00分
解説:日光(紫外線)が危険な人は人口の一定の割合でいるので、赤くなるだけの人は「浴び
すぎない」注意が必要です。
 しかし一方で紫外線は大腸がん、前立腺がんなどの予防になる、うつの予防、心筋梗塞・狭
心症の予防、乳がんの予防、と言った効用があります。
日光が足りなくてくる病、日光を避けすぎて骨粗しょう症などの状態に、という指摘もあるので
日光を避けるのもほどほどにしたほうがいいと思います。日焼けしてすぐ黒くなる人は日光を
あまり気にすることなく、日焼けした方がいいと思います。
 日焼けのメリットとデメリットは各人どちらが大きいか、状況は一人一人違います。
報道された研究では不明ですが、日光によって発がんを抑える物質も同時に増えているはず
と思うのです。
骨:量・密度が最も増えるのは 男子が中学3年間、
女子は小学校高学年−−近大調査
 ◇近大の調査で判明

 骨の量が減り折れやすくなる骨粗鬆(こつそしょう)症の患者は、1000万人と言われる。高
齢者の病気と思われがちだが、近畿大の追跡調査で、骨の量が最も増えるのは、男子が中
学の3年間、女子が小学校高学年であることが分かった。骨粗鬆症予防には、子供のうちか
ら、丈夫な骨作りを心がけることが肝心という。

 骨の量は20〜30代が最も多く、年を重ねるごとに低下する。骨からカルシウムなどが溶け
出すのを抑えるホルモン分泌の低下が、原因の一つだ。特に女性は閉経後、女性ホルモンが
減るため、骨の量が急激に低下する。これを元に戻すのは難しいため、子供のころから骨の
量を増やしておけば、老化により減っても、骨粗鬆症にならなくてすむという。

 近畿大の伊木雅之教授(公衆衛生学)は01年、福島県塩川町の小学4年〜中学3年の60
0人を対象に骨密度(単位容積内の骨の量)測定や生活習慣を調査、3年後に再調査した。

 児童・生徒を体重別3グループに分けると、体重が重いグループほど骨密度が高かった。ま
た、小学校で運動部に所属していた中学生は、腰と太ももの骨密度が高く、運動部での活動
が長いほど、骨密度も高いことが分かった。「体重が重い方が骨に力が加わる。同様に、地面
をけったり跳んだりすると筋肉が収縮し、骨に負荷がかかり、骨が強くなる」と伊木さんは説明
する。

 また、骨密度の伸び率が最も高かったのは、男子が中学の3年間、女子は小学校高学年で
あることも判明。伊木さんは「ダイエットをする子供が増えているが、カルシウムをよく取り、しっ
かりとした体を作ることが骨づくりにも大切」と指摘している。【下桐実雅子】

………………………………………………………………………………………………………

 ●子供の骨粗鬆症予防対策(伊木さんによる)

・標準体重を維持する

・朝食を必ずとる(規則正しい食生活)

・ダイエットをしない

・牛乳など食品からカルシウムをしっかりとる

・部活などでよく運動する

・たばこを吸わない

・しっかり眠る

毎日新聞 2005年9月19日 東京朝刊
解説:塾通い、テレビゲームなどで運動不足の子どもが増えて骨はすかすか。こんな事態を改
善するにはしっかり運動してしっかり眠ること、これが一番という記事。
もし加えるとしたら、適当に日光に当たることも必要でしょう。カルシウムの摂取量うんぬんは
その次です。カルシウムをいくら摂取してもそれだけでは骨は丈夫になりません。
人のウイルスでも耐性急増 インフルエンザ、安価薬に  
 
記事:共同通信社 提供:共同通信社【2005年9月22日】
【ワシントン21日共同】人で毎年流行するインフルエンザウイルスが、比較的安価な治療薬
「アマンタジン」に対する耐性を急速に獲得、中国や香港で耐性ウイルスの割合が約7割に及
ぶ深刻な事態になっていると、米疾病対策センター(CDC)のチームが21日、英医学誌ランセ
ット(電子版)に発表した。

 アマンタジンへの耐性は、アジアで流行中の鳥インフルエンザ(H5N1型)ウイルスでも報告
されていた。人と鳥のウイルスが交雑し、世界的に大流行する新型インフルエンザが出現する
事態が懸念されているが、CDCは今回の人のウイルスでの耐性拡大を受け「この薬は新型ウ
イルスの治療にはもう役に立たないだろう」と警告。世界的な新型インフルエンザ対策にも影
響しそうだ。

 アマンタジンは、世界で約30年、A型インフルエンザの治療に使われてきた。国内ではパー
キンソン病などの治療薬として使われていたが、1998年11月に効能の拡大が承認された。

 CDCが94年10月から今年3月までに世界で集めたA香港型(H3N2)などの人のウイルス約
7200種を分析したところ、94-95年は、アマンタジンへの耐性ウイルスの割合は0・4%だった
が、2003-04年は12・3%と、30倍以上に増えた。

 耐性の増加は02年以降のアジアで激しく、04年の耐性ウイルスの割合は中国74%、香港7
0%、台湾23%など。日本は4%と少なかった。

 CDCによると、中国などではアマンタジンが薬局で処方せんなしで買えるため、使われ方の
違いが耐性出現率の差に出た可能性があるという。
解説:細菌の場合も抗生物質の耐性菌が問題になっています。今回はアマンタジンの耐性の
報告ですが、インフルエンザウイルスは日本ではタミフルで4割以上が耐性になるという報告
があります。今回の報告では日本でのアマンタジンの耐性率は4%となっていますがこれはあ
まり使われていないという状況のためではないでしょうか。全身状態や年齢を無視して無差別
にインフルエンザウイルスが発見された人にクスリを服用させれば、このような結果になるの
は明らかです。中国・香港ではアマンタジンはクスリとしてまったく意味のないものに成り果てた
ということです。

 トピックス 2006.2.6
 北米は深刻な状況、A型インフルエンザウイルスの9割超がア
ダマンタン耐性
タミフル、リレンザで同じ過ちを犯すな、米研究者が警鐘
  長い間、A型インフルエンザウイルス感染に対する第1選択薬として世界各国
で用いられてきたアダマンタン(アマンタジンとリマンタジン)の耐性ウイルスが
急増している。北米では2004年から2005年末までのわずか2年弱の間に耐性
株の割合が1.9%から90%超に急増した。米疾病対策センター(CDC)のRick
A. Bright氏らの研究成果で、詳細は、雑誌掲載に先立ち、2006年2月2日、
JAMA誌Webサイトに緊急掲載された。なお、CDCは本研究の結果をもとに、今
年1月14日、インフルエンザの予防と治療にアダマンタンを使用しないよう勧告
を発している(関連トピックス参照)。

 アマンタジンは1966年から、リマンタジンは1993年から、米国でインフルエン
ザの予防と治療に用いられてきた。著者らは先に、耐性株の世界的な増加を
Lancet誌に報告している(関連トピックス参照)。1994-1995年の流行期には0.
4%だった耐性株が、2003-2004年には12.3%に増加。米国では、2004年には
1.9%だったが、2004年10月から2005年3月までの6カ月間に分離されたウイ
ルスの14.5%が耐性を獲得していた。CDC未発表データによると、2004-2005
流行期全体では、耐性ウイルスの頻度は11%だった。

 アダマンタン耐性は、ウイルスのM2蛋白質の1アミノ酸(26、27、30,31、34
位のいずれか)の置換により生じる。耐性獲得後も、病原性はほとんど変化し
ない。

 今回の研究で著者らは、CDCのサーベイランスの一環として米国内26州で分
離されたインフルエンザウイルスを分析し、M2遺伝子上にアダマンタン耐性を
付与する変異が存在するかどうか調べた。

 その結果、H3N2型ウイルス209株中193株(92.3%)に、M2遺伝子の31位の
アミノ酸の置換(セリンからアスパラギン、S31N変異)が起きていた。H1N1型ウ
イルス8株のうち2株(25%)にも同じ変異が見られた。S31N変異を持つ193株
のうち3株には、27位の置換(バリンからイソロイシン、V27I変異)も生じてい
た。CDCはこれらの変異が共存しても耐性は維持されることを先に確認済み
だ。

 これまで、アダマンタン耐性ウイルスは、老人ホームや介護施設などの長期
入所者から分離されることが多かった。しかし、今回対象となったウイルスが分
離された患者の平均年齢は23歳と若く、老人ホーム、介護施設などの入所者
は14人しかいなかった。したがって、米国全土に広く流行しているウイルスが耐
性を得ていると考えられた。現時点では、耐性ウイルス感染者がアダマンタン
投与を受けていたかどうかは明らかではない。

 著者らは、さらに、メキシコで分離されたH3N2型ウイルス10株、カナダで分離
されたH3N2型ウイルス3株の耐性も調べた。それらは、すべてS31N変異を持
っていた。カナダでは先頃、2005-2006流行期に入ってから調べた47株中43株
(91%)がS31N変異を持っていたと報告している。

 CDCの未発表データでは、アジアにおける耐性株の割合はさらに上昇してお
り、2004-2005流行期には中国で96%、香港72%、韓国36%、シンガポール
42%になっていたという。

 得られた結果から、アダマンタン耐性ウイルスの頻度は、非常に迅速に上昇
することが明らかになった。このことは、耐性ウイルスの出現と感染拡大の監
視を怠らず、その結果に基づいて適切な予防治療法を選択することの重要性を
強く示唆している。

 本論文の原題は「Adamantane Resistance Among Influenza A Viruses
Isolated Early During the 2005-2006 Influenza Season in the United
States」。現在、全文がこちらで閲覧できる(PDFファイル)。

 同じ号に掲載された論説(Editorial)で、米Memorial Sloan-Ketteringがんセン
ターのDavid M. Weinstock氏らは、世界的な耐性ウイルス急増の背景と対処法
を概説し、ノイラミニダーゼ阻害剤については、同じ過ちを決して犯してはならな
いと警告している。著者らは、以下のように述べている。

 アダマンタン耐性ウイルスの頻度が最初に上昇したのはアジアで、最大の原
因はアダマンタンの濫用にあった。中国、ロシアなどでは、アダマンタンは処方
箋なしに購入できる。また、中国や東南アジアの国では、トリインフルエンザH9
型ウイルスに対処するため、家禽や家畜にアダマンタンを投与した疑いがあ
る。H5型トリインフルエンザウイルスのアダマンタン耐性獲得頻度は、東南アジ
アでは1979-1983年には0%だったが、2000-2004年に31.1%まで増加した。
一方、北米では、2004年まで0%を維持していたことが確認されている。これ
は、アダマンタン耐性ウイルスの選択がアジアの鳥類の中で起きた可能性を示
唆する。

 インフルエンザは、他の感染症とは異なり、地球規模での管理が必要だ。公
衆衛生担当者の判断と医師たちによる治療方法の決定が、地球の裏側にすむ
人々の発症率と死亡率に直接影響するといってよい。薬剤感受性検査を含む
確実な監視と、その結果に基づく迅速な対応が不可欠だ。また、治療薬を不適
切に使用すると耐性獲得を招く。ノイラミニダーゼ阻害剤も見境なく使用すれ
ば、同じ結果に至る可能性がある。

 医療従事者は、患者と地域社会を教育し、政府および非政府機関を通じた国
際的な対応を実践し、抗ウイルス剤の市販薬(OTC)化の阻止を訴えるととも
に、濫用も含む抗ウイルス剤の不適切な使用を引きおこす種々の要因を認識し
なければならない。
アダマンタン耐性については、適切な対処により感受性を回復させられること
が、過去に実証されている。対応は、国際的に迅速に行われねばならない。
アマンタジン耐性インフルエンザ、新たに4県で確認
2006年02月27日16時28分 朝日新聞

 米国や横浜市で確認されたアマンタジン(商品名シンメトレルなど)の効かな
いインフルエンザウイルスが、国内各地に広がっているらしいことが、鈴木宏・
新潟大教授(国際感染医学)らの調査で分かった。新潟、山形など5県で分離
されたウイルス47株のうち、7割にあたる4県の34株でアマンタジン耐性の遺
伝子変異が見つかった。

 鈴木さんらは昨年11月〜今年1月に医療機関を受診したA香港型インフルエ
ンザ患者のウイルスを分析した。耐性は、新潟20人中15人▽宮城7人中6人
▽山形7人中7人▽長崎7人中6人で見つかった。福岡の6人はすべて耐性で
なかった。これらの患者はアマンタジンの治療を受けておらず、元々アマンタジ
ンに耐性を示すウイルス株に感染したとみられるという。

 鈴木さんは「全国的な状況を監視していく必要がある。耐性ウイルスが感染
力を獲得したメカニズムを解明していきたい」と言っている。

 インフルエンザ治療薬は、国内ではアマンタジンとオセルタミビル(商品名タミ
フル)、ザナミビル(同リレンザ)の3種類が認可されており、アマンタジンと働き
の異なる他の2種類の薬は効くとみられる。

 今シーズンの流行では米疾病対策センター(CDC)が今年1月、高率で耐性
が出たアマンタジンの処方をやめるよう米国内に警告を発した。横浜市の医師
らによる調査でも、同市内で9割近い割合で耐性ウイルスが確認されていた。
 


鳥インフルエンザ:患者からタミフル耐性のウイルス検出
 高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染し死亡したベトナムの患者2人から、
インフルエンザ治療薬「リン酸オセルタミビル」(商品名タミフル)に耐性を持つウイルスが検出
された。耐性ウイルスによる死亡例は初めてとみられる。従来は、耐性ウイルスは増殖力が弱
いのではないかとの説があった。英オックスフォード大とベトナム・ホーチミン市の病院のチー
ムが、12月22日付の米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に発表し
た。

 2人の患者は13歳と18歳の女性。2人とも今年1月に感染し、タミフルで治療を受けたが死
亡した。タミフルはウイルスが増殖に使う酵素の働きを妨げるが、耐性ウイルスは、酵素の遺
伝子が変異していた。

 タミフルは発症後48時間以内に使うべき薬とされている。しかし、従来、高病原性鳥インフ
ルエンザで、この期限内に治療を受けた患者はほとんどいなかった。今回の13歳の女性は、
発症2日目から治療を受け、当初は容体が安定していたが、8日目に死亡した。

 研究チームは、治療中にウイルスが耐性を獲得したと推測。治療には、耐性ウイルスに効く
可能性のある別の薬の使用も考慮すべきだと指摘している。

 耐性ウイルスについては10月にも、感染後に回復したベトナムの女性(14)から検出された
ことが、別の専門誌に発表された。

 WHO(世界保健機関)によると、ベトナムなど東南アジアや中国では、同型のウイルスに13
9人が感染し、71人が死亡した。今のところ、人から人への感染は確認されていないが、今
後、ウイルスが変異し世界的大流行を起こす心配もある。各国政府はこうした流行に備え、タ
ミフルの備蓄を始めている。【高木昭午】

毎日新聞 2005年12月22日 22時32分



母マウスの排ガス吸引、胎児の脳にディーゼル粒子
 妊娠中のマウスにディーゼル排ガスを吸わせると、胎児の脳にディーゼル粒子が蓄積される
ことが、東京理科大薬学部の武田健教授らの研究で明らかになった。

 マウスの行動や脳内ホルモン濃度にも異常が見られることから、脳内に侵入したディーゼル
粒子が影響を及ぼしている可能性があるという。東京都内で21日に開かれた内分泌かく乱物
質(環境ホルモン)に関するシンポジウムで発表した。

 実験では、ディーゼル排ガスの濃度を環境基準値並みにした部屋で、母マウスを妊娠2日目
から2週間、1日あたり12時間飼育した。誕生した子マウスの脳を調べると、脳内を清掃する
働きがある「血管周囲細胞」の中に、黒い粒子が蓄積されている様子が観察された。一部の
神経細胞が死んでいたり、血管内皮がはがれたりする異常もあった。

 ディーゼル排ガスを吸った子マウスは、普通はおとなしくなる朝によく運動するなど異常が見
られたほか、一部の脳内ホルモン量が増えていることも確認された。ディーゼル粒子が脳活動
に影響を及ぼしている恐れがあるとしている。

 脳組織の異常を調べた菅又昌雄・栃木臨床病理研究所長は「人間でもディーゼル粒子は体
内に蓄積され、アレルギーなどさまざまな病気の発症につながっている可能性がある」と指摘
している。

(2005年9月22日3時6分 読売新聞) 

徳島県内のニュース (紙面から) (9月19日 付)
 食の安全へ誓い新た 森永ミルク事件50年、被害者守る会が式典

 森永乳業徳島工場で生産された粉ミルクにヒ素が混入したことが原因で、全国で一万三千
人以上の被害者が出た森永ヒ素ミルク中毒事件。発生から五十年目を迎え、「森永ひ素ミル
ク中毒の被害者を守る会」(岡山市)と森永乳業は十八日、和歌山県高野町の高野山で記念
式典と合同慰霊祭を催し、あらためて食の安全を誓った。生存する被害者は既に五十代。民
事訴訟、不買運動などを経て「恒久救済」の扉が開かれたが、世話をする親の高齢化が進
み、被害者の将来設計の確立、生きがいある生活の実現が課題として残されている。

 高野山大学で行われた式典には、森永乳業をはじめ、厚生労働省、全国二十都府県にある
「守る会」など関係者約六十人が出席した。

 守る会の小畑芳三理事長は「被害者と家族が苦闘した事実を歴史のかなたに忘却するわけ
にはいかない。食の安全について警鐘を鳴らし続けたい」と述べた。森永乳業の古川紘一社
長は「弊社にとって事件は一生背負う十字架。恒久救済の完遂を果たしたい」と強調した。

 式典後、これまでに亡くなった被害者約九百五十人を供養する龍泉院で合同慰霊祭があり、
参列者が冥福を祈った。

 被害者の救済事業のため設立された財団法人・ひかり協会(大阪市)によると、全被害者数
は一万三千四百二十二人。このうち、現在も七百五十五人が後遺症などで苦しんでいるとい
う。徳島県内在住の被害者は四百五十三人で、このうち三十八人に知的、身体障害などが残
っている。

 被害者や親の高齢化が進む中、ひかり協会は二〇〇二年、第一次十カ年計画を策定。自
主的健康管理と将来設計への援助を柱とし、県内では同協会徳島県事務所が被害者らの相
談などに応じている。


◆恒久救済の発展を 守る会県本部・住友さん、「引き継ぐ」決意


 「森永ヒ素ミルク中毒事件を風化させてほしくない」。記念式典と合同慰霊祭には、徳島県か
ら守る会県本部常任委員の住友裕二さん(51)=鳴門市撫養町南浜、会社員=が出席した。

 乳児期にヒ素入りの粉ミルクを飲んだ被害者の一人。高校時代に父親から事実を告げら
れ、ひかり協会が実施した検診も受けてきた。幸い障害はない。ただ、ヒ素とがんの因果関係
が指摘されていることもあり「将来における不安はある」と話す。

 十年ほど前から、ひかり協会県事務所救済事業協力員としても活動を始めた。担当する鳴
門市内の八人に検診を呼び掛ける一方、体操教室の運営などに奔走している。「加齢に伴っ
て体力が衰え、健康を維持するのが困難になってきた人もいる」。被害者の生活ぶりを見詰め
てきた住友さんの率直な感想だ。

 知的障害、身体障害などを持つ県内の三十八人は施設、在宅、またはグループホームで生
活している。親は八十歳前後になった。被害者の将来の住まい、後見的援助者の確保が急務
だ。

 「私(親)が死んだあと子供が心配」「将来もこれまで通りの施設で暮らせるのか」。同本部に
は先行きを不安視する切実な声が寄せられる。

 事件から五十年が経過しても「食の安全・安心」を揺るがす出来事は今も相次ぐ。式典の
間、関係者のあいさつを一言一句漏らさぬように聞き入っていた住友さん。「事件を教訓に食
品会社の倫理が向上したとは思えない。親たちが勝ち取った恒久救済を自分たちが引き継
ぎ、発展させたい」と、あらためて決意を強くしていた。

 《森永ヒ素ミルク中毒事件》1955年4月から8月までの間、森永乳業徳島工場で生産された
粉ミルクにヒ素が混入したことが原因で引き起こされた大規模な乳児の集団中毒事件。訴訟
などを経て73年、被害者団体「守る会」、森永乳業、旧厚生省の3者は、被害者がいる限り協
力して救済にあたるとした「恒久救済」を盛り込んだ確認書に合意。翌年、全被害者を救済す
る事業を行う財団法人・ひかり協会が設立された。森永乳業は被害者の生活保障、保健・医
療などに関する費用として2004年度までに約350億円を拠出している。
太り過ぎ、世界で10億人 6人に1人とWHO  
                                     北海道新聞2005/09/24 11:57
 【ウィーン24日共同】世界保健機関(WHO)は24日までに、世界中で10億人以上が太り過
ぎの状態とする推計を発表した。世界の人口は約63億人(2003年)で、約6人に1人が太っ
ている計算になる。
 推計によると、31歳以上の75%以上が太り過ぎとされる国は、女性では米国やメキシコ、
エジプト、トルコ、南アフリカなど。男性ではドイツやアルゼンチン、英国、ニュージーランドなど
も挙げている。
 これまで太り過ぎは高所得の国で問題となっていたが、現在は低・中所得の国で急増。脂肪
や糖分が多い高カロリーの食生活が世界的に広まったことや、労働形態の変化、交通の発達
で運動不足になっていることが急増の原因としている。
太りすぎ、世界で10億人以上 WHO発表
朝日新聞2005年09月23日19時40分

 世界保健機関(WHO、本部・ジュネーブ)は22日、60億人余りの世界の人口のうち10億人
以上が太りすぎで、このまま増加を続ければ2015年までに15億人に達する、との推計を発
表した。中高年の過半数が太りすぎの国もあることから、25日の「世界ハートの日」を前に「肥
満は心臓病や脳卒中などの引き金となる」と警鐘を鳴らしている。

 WHOの推計によると、30歳以上の75%以上が太りすぎと推定されるのは、女性の場合エ
ジプト、マルタ、メキシコ、南アフリカ、トルコ、米国など。男性の場合ではアルゼンチン、ドイ
ツ、ギリシャ、クウェート、ニュージーランド、英国などが指摘されている。肥満が社会問題化し
ているナウルやトンガでは成人の10人中9人が太りすぎだ。

 WHOは、体重(キロ)を身長(メートル)で2度割った数値「体格指数」(BMI)が25以上を「太
りすぎ」、30以上を「肥満」と規定している。たとえば、175センチ、88キロはBMI28余りとな
り、太りすぎだが肥満までには至らない。日本肥満学会は、日本人の体質の違いから、これよ
りやせた人も「肥満」と呼ぶ厳しい基準を設けている。今回発表された「肥満注意国」に日本は
含まれていない。
 かつて先進国に多く見られた肥満が、最近では所得の低い国々でも急増しているのが目立
つ。世界的に脂肪や糖分の多い高カロリー摂取の食生活が定着しているうえ、途上国でも車
社会が広がり、運動量が減ったことなどが原因とみられる。

 WHOの非伝染性疾患・精神衛生担当は「今のうちに予防措置を取らないと、10〜20年後
に低中所得諸国で慢性疾患が膨大に増える恐れがある」としている。心疾患の主要な原因は
太りすぎや肥満といわれるが、特に東地中海やアフリカ地域で、心疾患による死亡数が「10
年間で25%増えると推計される」という。
 
 解説:日本でも糖尿病予備軍が6人に一人。一方食べ過ぎと同時に食品として供されたカロ
リーの20%が捨てられています。その大部分は輸入食品です。食べすぎでなおかつ食べ残し
の多い日本は、お金の力で開発途上国の食糧を奪い、その国民の生きる道を奪っているとい
えます。
アレルギー医療 体制整わず
 
 生活環境の変化などに伴って、国民の3人に1人は食物アレルギーや花粉症、アトピー性皮
膚炎など、何らかのアレルギーに苦しんでいるといわれます。アレルギー対策は、各都道府県
が地域の実情に応じて独自に取り組んでいるため、厚生労働省は対策の進み具合について
初めての調査を行いました。その結果、全体の75%にあたる35の都道府県が住民のための
相談窓口を設けていたほか、32の都道府県はアレルギーについて解説したパンフレットを作
って住民に配布していました。しかし、都道府県によって取り組みに差があり、7つの県ではア
レルギー対策をまったく行っていませんでした。また、治療の拠点となる病院や専門の医師の
確保など、アレルギーに苦しむ人たちの医療体制の整備に取り組んでいるところは、全体の1
0%余りの5つの都府県しかありませんでした。厚生労働省は、各都道府県に働きかけて、ア
レルギーに苦しむ人のための医療体制の整備や対策の格差の解消などに取り組んでいきた
いとしています。
 NHK 09/24 08:44
食物アレルギー事故、給食で年250件 全国の小中調査
2005年12月10日06時49分朝日新聞

 小中学校の給食による食物アレルギー事故が年間250件以上起きていることが、全国学校
栄養士協議会と国立病院機構相模原病院小児科の今井孝成医師による初めての本格的な
調査で分かった。うち約1割は、呼吸困難などで命にかかわることもある「アナフィラキシーショ
ック」だった。原因食材を抜く対応が不十分だった事例もあり、協議会は対策マニュアルづくり
に乗り出す。

 全国の小中学校調理場の約4分の3に当たる9018調理場(対象児童・生徒は約7割の計
約706万人)が回答し、03年度1年間に激烈なアナフィラキシーショック24件を含む250件
の食物アレルギー事故が報告された。休日などを考えると1日1件以上の頻度で起きており、
17人(7%)が入院していた。

 じんましんや下痢、息苦しさなどの症状があった。発症までの時間は30分未満が6割以上だ
った。運動中の発症が約3割あり、運動していないときに比べ、ショック症状が2倍程度出やす
くなっていた。

 事故の約4割は初めて食物アレルギーと分かったもので避けようがなかったが、10件(4%)
は事前に分かっていながら対象の子どもへの食材除去対策が取られておらず、63件(25%)
は作り手のミスなどで原因食材が混入していた。
解説:別の調査では全国で1万人以上の児童・生徒が食物アレルギーがありながら何の処置
もせず毎日給食を食べているというデータがあります。起こるべくして起こった事故が今回の調
査で明らかになったのです。今回の調査結果は6割の事故は予防が可能だったということで
す。大人の責任を果たさないと何人も死人がでます。
 

ぜんそくの子ども、過去最悪の割合
2005年12月08日19時52分朝日新聞

 ぜんそくにかかる子どもの割合が幼稚園から高校までのすべての学校段階で、67年度の調
査開始以来過去最悪になったことが文部科学省が8日公表した今年度の学校保健統計調査
の結果(速報値)でわかった。

 健康状態に関する調査は、幼稚園から高校まで9165校の満5〜17歳の児童生徒の中か
ら7.5%(約114万人)を抽出して実施した。

 ぜんそくの割合は幼稚園で1.6%、小学校で3.3%、中学校で2.7%、高校で1.7%。小
学生は67年度の0.3%から11倍、中学生は0.1%から27倍になった。年齢別では、最も
割合が高いのは6歳で全体の3.5%がぜんそくにかかっている。年齢が上がるにつれて低下
傾向となり、17歳では1.5%になる。ぜんそくの子の割合は、年々増える傾向で推移してい
る。
子供の「ぜんそく」率、10年で倍
学校保健統計調査
 ぜんそくの子供の割合が幼稚園から高校で、いずれも過去最高になったことが8日、文部科
学省が発表した今年度の「学校保健統計調査(速報)」で明らかになった。

 調査は幼稚園と小・中・高校の児童生徒ら計約113万人を抽出して実施。それによると、ぜ
んそくの子は幼稚園児が1・6%(前年度比0・3ポイント増)、小学生が3・3%(同0・2ポイント
増)、中学生が2・7%(同0・3ポイント増)、高校生が1・7%(同0・2ポイント増)。10年前と比
較すると、いずれも2倍前後に増えている。

 このほか、蓄のう症やアレルギー性鼻炎などの「鼻・副鼻腔(びくう)疾患」も、中学生が前年
度比1・3ポイント増の10・6%、高校生も1・3ポイント増の8・1%となり、それぞれ過去最高を
更新した。

 ぜんそくの増加について文科省は「アレルギーやストレスなど複合的な要因が考えられる」と
分析している。

(2005年12月9日 読売新聞)
学校保健統計調査:ぜんそく、過去最悪に 虫歯減少は続く
−文科省発表
 ぜんそくの子どもの割合が05年度、幼稚園、小中高校いずれも過去最高だったことが、文
部科学省が8日発表した学校保健統計調査(速報)で分かった。花粉症などアレルギー性鼻
炎や蓄のう症などの「鼻・副鼻腔(びくう)疾患」も中高校で過去最高となった。一方、虫歯の減
少傾向は続き、12歳(中学1年生)の永久歯の平均虫歯本数は1・8本で、10年前(3・7本)
の半分以下となった。

 調査は幼稚園から高校の春の健康診断結果を活用し、発育状態について約70万人、健康
状態について約114万人を抽出した。

 ぜんそくの割合は幼稚園1・6%(前年度比0・3ポイント増)▽小学校3・3%(同0・2ポイント
増)▽中学校2・7%(同0・3ポイント増)▽高校1・7%(同0・2ポイント増)。幼稚園は2年ぶ
り、小中学校は5年連続、高校は2年連続の上昇となった。小学校は10年前の2・4倍に上っ
た。文科省は「大気汚染やストレス、食生活の変化などが複合的に影響している」と分析する。

 鼻・副鼻腔疾患の割合も幼稚園3・2%(同0・5ポイント増)▽小学校11・2%(同0・8ポイン
ト増)▽中学校10・6%(同1・3ポイント増)▽高校8・1%(同1・3ポイント増)。

 17歳の平均体重は、男子63・8キロ、女子53・7キロで過去最高だった。【長尾真輔】

毎日新聞 2005年12月9日 東京朝刊

運動誘発性喘息患者は運動の継続を